まったり囁きノート

まったりと短文投稿するところ

【雑記】コウくんアドベントカレンダー2日目

なぜか続きました、僕です。
今回も書き溜めていたけど中途半端は気持ち悪いし、書き上げたら書き上げたで勿体無いし、とりあえず投げておきます。

まだまだ脳内では、さながらアニメ映像が流れるようにインスピレーションが湧いてきますがモンハンやりたいしポケモンやりたいし、そもそも書くスピードが追いつかずに忘れていってしまうのでもう続きません。本当に。
思ったことをそのまま出力してくれる装置あったら欲しいな、と思う僕でした。
舞い降りてくる時って大抵アウトプットできない時だし。

2度いうことになるとは思わなかった言葉を添えて。
「無断転載、自作発言は禁止します。」

12月2日 晴れ
昨日からはうって変わっていい天気。部屋にいる分には窓から優しい、朗らかな太陽の光が差し込み部屋を微かに暖める。
昨日は散歩後に疲れで爆睡をキメてしまったのでその話から書こう。

辺鄙な田舎町、更には雨上がり直後ということもあり、ただでさえ人通りが少ない道。まるでこの世界にボクとモトトカゲしか存在しないのではないか、と錯覚するくらいに平穏で静寂で平和な散歩道だった。時折モトトカゲが水溜りを踏み締めてぴしゃぴしゃと音を奏でる。
水面に映る自分の顔を舐めようとしていたのは流石に止めたけど。
とは言え、元気一杯で甘えん坊なボクの相棒だ、狭い道でもしも突然走り出そうものなら危険でしかないので、ひらけた河川敷でドッグランならぬモトトカゲランを楽しみ、(主にボクが)見られても不審に思われないように最小限の動きでボール投げをしたりもした。
モトトカゲの体温が下がらないように、時々呼んでは抱きついて温めながら、そしてまた走り回るモトトカゲに癒されていた。
ただ、想定外なことに途中で隣人のおばさんに声をかけられてしまった。心臓が飛び出しかけたが、やはりモトトカゲのことは見えていないようで、ついでにモトトカゲに着せた服や首輪、リード……もっと言えば、草原を蹴る音、水飛沫、鳴き声などなど、認識してはいけない事象全てがないものとして認知されるようだ。
一方、雨上がりすぐの虹が見える河川に黄昏れる挙動不審隣人男性は相当な怪しさを醸し出していたが……
メンタルを壊し、数ヶ月前から休職していたことは知っていたため、不審者Aとして通報される前に声をかけてくれたのは幸いだった。
こちらの張り詰めていた気が緩んだのはモトトカゲには伝わるはずもなく、モトトカゲはおばさんのことが気になるようで、すんすんと匂いを嗅いだり触れたりまでする。
こちらから見ている限り、おばさんは自然に振る舞っているようには見える。しかし、時々手で何かを払うような仕草をしている。モトトカゲが触った場所を。

「いやねぇ、雨上がりすぐの河川敷は虫が多くてやんなっちゃうわ。寒いし風邪ひかないように早めにかえるのよ。」
どうも、と一礼して帰路に向かうおばさんに手を振る。
やっと、完全に安堵する。
帰る前にもう一度モトトカゲを暖めるためにじっくりと抱きついて自分達も帰ることにした。

そして今日。
今日こそ本当の散歩日和ではあるが明日への準備がある。どこまでがセーフなのか、明確にするための確認だ。
ネットでの繋がりではあるものの住んでいるところが近いと言うこともあり、時々遊んだりもしているポケモン大好き仲間のユウ。
彼を家に招き入れて「ポケモンを知る者が認識するのか」や「モトトカゲの行動はどの程度干渉するのか」は知りたい。
それにもしもバレたとしても、ポケモン大好きな彼であれば大事にはしないだろう。大事にすることがどういう意味かもわかると思うし、秘密にしてくれる。
どの道このまま一人で抱えるには生活を送る上でリスクはあるし、誰かしら仲間は欲しい。
バラすのではなくバレるだし、大っぴらに口外するわけでもないし、不可抗力でバレてしまう分には何も起きない…よな?

一抹の不安は残るが、モトトカゲに「待て」と「お座り」などなどを覚えさせつつ、甘えられたりじゃれついたりしてこの日はあっという間に夜になった。
今のところ元気が有り余っているし大丈夫そうなのは安心した。こんな日が続けばいいな。